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エル・ピラール(El Pilar)の砦状の建造物を確認(ベリーズ&グアテマラ)

エル・ピラール(El Pilar)の砦状の建造物を確認(ベリーズ&グアテマラ)

『エル・ピラール(El Pilar)』遺跡の最新調査結果が届きました。
エル・ピラール(El Pilar)は、ベリーズとグアテマラにまたがり、ベリーズ川流域で最大級のマヤ遺跡となる。この遺跡は、アナベル・フォード氏(Anabel Ford)により、約30年間調査が続けられている。

そのエル・ピラール(El Pilar)では、2013年にリモートセンシングによる調査により遺跡の全体像の確認が行われています。 リモートセンシング調査では、広場を持たない砦のような構造物が確認され、これは他のマヤ都市ではあまり見られない、性質のものということで、注目されていたようです。

※東側の川に囲まれた構造物が、砦状の構造物と考えられている。 


◆2015年調査

今回の2015年の発掘調査では、確認されていた砦状の構造物を含む調査が実施されたようです。 2015年の調査結果は、どのようなものだったのでしょうか?

調査結果では、2つの説が考えられるとの事です。
・砦状の構造物は、先古典期の建造物であったため、古典気に形成された基本的なパターン(広場を囲むように、神殿構造が作られる)という建設計画をとらなかった。
・後古典期の建造物で、防衛的な目的で作られた。

発掘調査は、始まったばかりで、相対的な建造構造の理解と、C14調査などを経て、研究がふかまっていくと提示しています。

今後の調査が期待されますね!当時の地域の状況が調査により、解明されるのではないでしょうか!?



 ◆エル・ピラール(El Pilar)は、以下の立地となります。

※ 原文はコチラ:http://popular-archaeology.com/issue/spring-2015/article/archaeologist-discovers-mysterious-ancient-maya-citadel
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