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グアテマラ:シュルトゥン(Xultun)にて、書記の埋葬が確認される。

グアテマラ:シュルトゥン(Xultun)にて、書記の埋葬が確認される。

グアテマラのシュルトゥン遺跡(Xultun)の調査にて、書記(写本製作者)と思われる埋葬が確認されたそうです。(ボストン大学の考古学者フランシスコ・ロッシ氏(Franco Rossi)のグループによる調査)
少なくとも二人の男性の埋葬が、シュルトゥン遺跡内の居住エリアにある、壁画の部屋(the mural room)の近くで確認されました。

(https://www.sciencenews.org/article/ancient-maya-bookmakers-get-paged-guatemala)

この1人の人物の埋葬では、2つのペンダントが確認されている。これはシュルトゥンの壁画にも登場しているもので、壁画では「taak」の文字があり、儀式のスペシャリストであったと推測され。埋葬者もそういった職種であったと考えられます。
※ 「taaj」 = 黒曜石 (黒曜石を使用した儀式の専門家の意味と推測)

さらに、もう1つの埋葬では、壁画の表面や書物(コデックス)の制作時に使用されたであろう、表面を滑らかにする道具が確認されたそうです。(職人と思われる埋葬)

ただし、2つの埋葬では、絵の具ツボ(paint pots)は、確認されておらず、他の埋葬事例と比較すると、統治者クラスの人物のみが許されるものであったと考えられるそうです。

詳しくはこちらをどうぞ:
https://www.sciencenews.org/article/ancient-maya-bookmakers-get-paged-guatemala


※また過去の記事でも、マヤ最古の暦が確認されています。気になる方はこちらもチェック!

http://www.afpbb.com/articles/-/2877217



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